大暑/夏の養生/夏は漢方で病気治療のタイミング |
---|
●冬病夏治とは? |
冬病夏治は「冬にかかった病気は夏に治す」こと、中医学の特色療法です。 |
冬病夏治は「素問」中の「圣人春夏養陽、秋冬養陰」の原則によって、 夏に体の陽気が上昇、毛穴、経絡が通達、気血が充実、その有利な状況を利用して、 虚寒性の病気を治療、最大限に駆風散寒、病状を改善、再発を予防、体内病気の根を摘除する。 さらに、秋冬のため、体の陽気を貯蓄して、秋冬を健康に過ごす。 |
●冬病夏治が適応な病気? |
関節リウマチ、変形性関節症、アレルギー性鼻炎、慢性咳、気管支喘息 、心臓疾患、胃腸の病気、冷え症、不妊症 |
冬至〜冬の養生/持病治療の最適期 |
---|
いつものお鍋に入れて、煮込むだけ  鍋用薬膳セット |
---|
小雪/冬の養生治病 |
---|
漢方薬美容・速効/薄毛・脱毛・シミ・乾燥肌 |
---|
秋の養生/秋の養生/咳喘息・貧血・乾燥肌 |
---|
立春/春の養生/感染花粉症予防 |
---|
コロナ入院患者の食事 |
---|
ある大都市感染科有名な病院に、コロナ入院患者さんの食事も管理されています。感染科の主任先生は、コロナとの闘いは、患者さんの栄養状態が非常に関わっています。食事に卵を1、2個処方されます。それによって、回復は早くなります。 たまごは人間の体に必要な栄養素をまんべんなく含んでいるすぐれた食品で、8種類の必須アミノ酸をバランス良く含む、すばらしい良質のタンパク質です。それらは、免疫、血流、内臓に良い。特にアルギニン、グルタミン酸、が多い。アルギニンは私たちの体内で、免疫細胞のマクロファージが活性化するよう働きかけます。グルタミンは小腸に働きかけ、免疫機能を高める効果があることもわかっています。 たまごには、コレステロールを除去する作用のあるレシチンが多く含まれているため、2個のたまごを食べても、一般の人が血液中のコレステロール値が上がらない。 |
卵に含まれるアミノ酸と効能 |
---|
コロナから身を守る/漢方の力
●気血の巡りを良くする、血栓予防
中医学証の診断は、気血の異常(血栓)の発見のみならず、川キュウ、丹参、紅花などアスピリンに勝る活血漢方薬で余分なLDL、中性脂肪、血栓を除去、血流をサラサラできます。高血圧、高脂血症、狭心症、糖尿病、腎臓病の根本治療に優れています。50年以上の研究エビデンスがあります。
●免疫力を高める
「黄帝内経」には、"正気存内、邪不可干"と書いてあります。 正気(免疫力)が強ければ、邪(ウイルス、病原菌、花粉など)が体内に侵入しづらくなります。 免疫力を高める有名な漢方薬は「玉屏風散」があります。
屏風は体に入ってはならないものを食い止める働きがある壁のようなもの。頭に玉がついているのは、大変貴重なものという意味。免疫力を高め、外からの邪(ウイルス)を防ぎ、外的要因から身体をしっかり守る薬と考えられる。免疫力を高める漢方薬はほかにも数多くあります。 「玉屏風散」の構成には、黄ぎ、白朮、防風があります。体質によって、人参、当帰など免疫力を高める物も使います。
●抗ウイルス漢方
広く抗ウイルス作用がある漢方薬もあります。 SARSで活躍した板藍根がそのひとつ、新型コロナ流行中はしばらく品切れになりました。 それは、インフルエンザなどの予防にも人気です。 今回のコロナウィルス感染患者治療には、中国病院の中医薬導入が、明らかに、回復が早くて、重症化なりにくく、 肺線維化など後遺症もほぼない。
●普段の備え
普段から、免疫力を高めながら、漢方感冒薬やビタミンC、Eを備えた方がいいです。何か行事の時や、異様な時、すぐ飲みます。
夏バテの予防・治療、心臓にも良い漢方薬もあります。
食べ物では、卵、牛乳、豆腐、海鮮、山薬、?ゴ麻、シイタケ類、玉ねぎなどが免疫力を高めます。
上海コロナ感染症第一人者張文宏先生の勧めは卵、牛乳,、鶏肉、牛肉です。
十分の睡眠時間、体のトレニングも大切です。