コラム
医学功労賞を授賞した不妊専門家があなたをサポット!(一)漢方がもっとも大切にしていることは、ベースとなる「身体づくり」です。 中医学では、生理周期は腎の陰陽転化の表しと捉えます。生理期、卵胞期、排卵期、黄体期の陰陽気血の変化特徴によって、違う治療方法を講じる。 それによって、質の高い卵ができ、排卵や柔らかく厚い内膜での着床もスムーズにできます。 なかなか妊娠できない方や、卵巣嚢腫、PCOS、子宮頸部異形成の方も大丈夫です。 (二)古代医書に不妊に関する論述 「素門・上古天真論」には、”女子七歳、腎気盛、歯更髪長;二七而天癸至、任脈通、太冲脈盛、月事以時下、故有子”。 生理と妊娠の基本は腎気の充盛と言われた。 他の医書にも「経水出諸腎」や、生理不順、不妊には、腎(陰陽)の調節、補いが基本と記載された。 2021.7.6 |
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日本人に多い加齢黄斑変性の 病態解明に新展開(鳥取大学医学部より)加齢黄斑変性は老化現象に伴って網膜の中央にある黄斑に障害が生じ、視力の低下や視野の異常を引き起こす疾患です。加齢黄斑変性にはいくつかのタイプがあり、その中でもパキコロイド血管新生黄斑症というタイプは、日本人に比較的多く見られます。このたび、本学部医学科・視覚病態学分野の馬場高志講師らが、パキコロイド血管新生黄斑症の発症にIL-4という因子が関与していることを明らかにしました。IL-4はアレルギー性結膜炎や気管支喘息といったアレルギー性疾患の悪化に関係する因子ですが、加齢黄斑変性の発症に関係する因子として、IL-4 に着目した研究はありませんでした。研究の結果、眼内の IL-4 濃度が高い人は、そうでない人に比べてパキコロイド血管新生黄斑症の発症率が高いことがわかりました。 この研究からIL-4がパキコロイド血管新生黄斑症に関与していることが明らかとなり、今後疾患の原因究明につながることが期待されます。 詳しくは、https://research-er.jp/articles/view/119256 2023.12.29 |
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足裏マッサージ |
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