コロナ予防、移らないように家庭内対策 |
中医学臨床 新型コロナ後遺症の漢方
総論
新型コロナがまだ終わってないのに、一つ真相が迫って来た。
新型コロナウイルス感染症では、発症から4週間以上経過しても下記のような様々な症状が続くことが知られており、後遺症と考えられています。コロナ後遺症は、時間の経過とともに徐々に改善することが多いとされていますが、時には半年以上続くこともあります。
倦怠感、思考力・集中力の低下、咽頭が痛い、呼吸困難、咳、関節痛・筋肉痛、胸痛、うつ・不安、 頭痛、発熱、動悸、嗅覚・味覚障害、立ちくらみ、脱毛。
下のような臓器障害・病態を来すことが知られています。また、コロナ後遺症と思っていたら、実はコロナの後に他の病気を発症したという可能性もあります。
●間質性肺炎(器質化肺炎・肺線維症)
●大腿骨頭壊死症
●肝腎機能障害
●睡眠時無呼吸症候群
●胃食道逆流症
●筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群
●心機能減退、心臓内腔肥大、不整脈
●脳梗塞・心筋梗塞
コロナ後遺症が出る原因
中医学は、体健康の元は正気です。本当の治癒とは、病邪が消え、正気が来復。
体の陰陽臓腑気血のバランスが取り戻されることです。つまり、正気が完全に回復、後遺症がない。中国武漢当時、「正気を支え、病邪を除去」する漢方治療されたコロナ患者さんは、重症化や後遺症がほぼ0です。
後遺症が出る原因は、表に、症状が消え、検査データが正常になったが、内臓の機能、正気が完全に回復されてない、再燃の可能性もあります。
コロナ後遺症の漢方薬治療
陰陽臓腑気血の中、足りない所を補って、残留の病邪を排出します。
例えば、顔色が黒い、腎機能障害の人には、病邪が足少陰経に入ったので、足少陰之陽を補う。四逆湯加味を使います。
また、呼吸困難,或は手足に力が入らない、或は筋肉萎縮,それは病邪が太陰経に入ったので、太陰之陽を補う,四君子湯合理中湯,或は参苓白術散で脾肺を補う。
また、動悸、胸が重苦しい,それは病邪が手少陰経に入ったので,破格救心湯之類で加減。
当店コロナ後遺症漢方治療の症例
◎症例一
Aさん36歳女性、2月6日にコロナ感染された、咽激痛、咳など症状があります。ホテルで隔離しながら、この前当店が出した駆風、解毒、清熱、化痰の漢方エキス製剤を飲んで、一週間で、咳が治った。
3月2日、お電話が来て、大部回復したが、咽が大変乾燥痛い、クーラーのあるスーパーに入られない。嗅覚、味覚障害。
余邪を除去、清熱養陰のオーダーメイド煎じ薬を1っか月出しました。
4月1日、お電話が来て、飲んて1週間、咽の乾燥痛が治った。現在嗅覚が8割戻ったが、味覚は3割戻った。
引き続きオーダーメイド煎じ薬で調養、大部回復した。
◎症例二
Bさん53歳女性、4月16日にコロナ感染された。
自宅に戻ったが、6月3日にお電話が来て、最近は心臓のところが痛くて、動悸、心拍94/分、夜も手足、全身がしびれ、眠れない日が続いています。右腎のところも痛い。嗅覚、味覚障害。
養心、養腎、気血の巡りを良くする煎じ薬を処方しました。
飲みだした2日目、急に電話が来た、「昨日煎じ飲んだ後、大部楽になって、夜久しぶりに良く眠った!」
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