漢方薬はどうして効くのか?1.病気と体質病気の発生、発展は病気自身以外、体質との関係があります。 違う体質が発生しやすい病気の種類が違います。 また、体質の偏陽偏陰、寒がり、熱がりがあるから、治療が異なります。 2.漢方薬の寒熱温涼と特定の味(性能)で体の崩れたバランスを治す中医学では、病気は、体がいろいろな致病要素による、臓腑や気血水のバランスの崩れ(陰陽偏盛偏衰) であるものだと認識し、漢方薬の偏性(四気、五味、昇降浮沈、帰経)で陰陽偏盛偏衰を治します、 本来体に備えている自然治癒力を引き出します。 大自然にある漢方薬は寒熱温涼の四気が持っています。寒熱温涼の特性で、体の寒熱変化の調整を通して、 体の陰陽盛衰を治します。 大自然には、酸、苦、甘、辛、咸と言う五味があります。漢方薬の一つ一つは五味のいずれかの味(効能)を持っています。(複数持つこともある) 体の五臓はその五味を好みます。 肝は酸味、心は苦味、脾は甘味、肺は辛味、腎は咸味を好みます。酸味は肝に、苦味は心に、甘味は脾に、辛味は肺に、咸味は腎に入ります。 酸味は収斂作用があり、止汗、下痢止めなどに使われます。 苦味は湿気をなくし、便通をよくします。 甘味は補填や鎮痛、薬性の緩和作用があります。 辛味は発散と気、血を巡る作用があります。風邪や、気と血の巡りに使われます。 咸味は通便、塊を削る作用があります。 |
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安全性を重視しています皆様が安心・安全に漢方をご利用いただけるように以下のことを特に重視しております。 使用する漢方は、国内の大手漢方薬メーカーである「栃本天海堂」などから仕入れております。 生薬はすべて原植物の確認、理化学試験、重金属・ヒ素・鑑別、残留農薬管理、微生物検査をクリアした安全なものです。 先生は上海中医薬大学病院の臨床医出身で、日本でも漢方治療のベテランです。 服用後のフォロー、副作用の予防にも努めます。 煎じ薬、シロップ、顆粒剤、丸薬、錠剤、粉薬などがあります。 |
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漢方薬の速効性漢方薬は「慢性病に効く薬」「漢方が向く病気」「長く飲まないと効かない」などのイメージを持つ人もいるでしょう。 それは違います。 1.急性疾患にも効く・速効性のある漢方薬こんなエピソードがあります。 江戸の末期、米国の提督ペリーが来航しました。その時に持ち込んだ「アメリカ風邪(今でいうインフルエンザ)」を治したのは、実は漢方薬といわれているのです。今でも「麻黄湯」「板藍根」などの漢方薬はインフルエンザに用いられ、とても役に立ちます。 私の臨床にも、数多く急性期の方が訪れて、漢方薬でスーッと症状が和らいたケースが多かったです。 例えば、インフルエンザ、発熱、胃腸炎など。中には、ほかの方法が効かなくて、探しに来た方も少なくない。 豊富な臨床経験と効き目の良い処方がコツです。 2.なかなか治らない病気も、処方の力で、治ります。様々な治療が経って、改善が見られなく、長く悩んでる患者さんもよく店に来られます。 病気・症状・病因・体質を正しく把握して、オーダメイドな良い処方で、すくに効果が表れます。 3.「漢方が向く病気」「長く飲まないと効かない」の言い方は?「漢方薬に効き目がいい病気」とか、よく見られますが、基本的にどんな病気も、 病状や中医学の証(陰陽・表裏・寒熱・虚実) を正しく捉えた上、効き目が良い薬を適切に使えば、薬を飲み始めて間もない、優れた効果が出ることも少なくない。 ですから、正しい中医学と西洋医学の診断、と処方の力で、より早く良く病気が治り(改善され)ます。 |
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